『にほんカルタ』の説明

お世話せわになった人ひとに「ありがとう」の気持きもちを言いいたいです。
だからプレゼントをあげます。
夏なつにあげるプレゼントは「お中元ちゅうげん」です。
冬ふゆにあげるプレゼントは「お歳暮せいぼ」です。

「すみません」は、意味いみがたくさんあります。
「ごめんなさい」や「ありがとう」、「お願ねがいします」の気持きもちを言いうこともできます。

夏なつは暑あついので、疲つかれる人ひとが多おおいです。
ごはんをあまり食たべられない人ひともいます。
これは「夏なつばて」です。
だから夏なつの「土用どようの丑うしの日ひ」にうなぎを食たべます。
うなぎを食たべると元気げんきになると言いわれているからです。

かみしばいは、絵えが描かいてある紙かみをぬいたり、さしたりします。
絵えを見みせながらいろいろな声こえや顔かお、動うごきをして話はなしをつたえます。
みんなで話はなしを楽たのしむよろこびがあります。

お正月しょうがつに神社じんじゃやお寺てらに行いきます。
その年としがよい年としになるようにお祈いのりします。
一年いちねんで最初さいしょに行いくことが初詣はつもうでです。

火事かじのとき、「119」に電話でんわして消防車しょうぼうしゃを呼よびます。
事故じこや病気びょうきのときも同おなじ番号ばんごうで救急車きゅうきゅうしゃを呼よぶことができます。

大人おとなになることを「成人せいじん」といいます。
振袖ふりそでやはかまなどの特別とくべつな着物きものやきれいな服ふくを着きてお祝いわいします。
スタジオで写真しゃしんを撮とったり、大おおきなホールに集あつまったりすることもあります。

相撲すもうをする人ひとのことを力士りきしや相撲取すもうとりなどと呼よびます。
土俵どひょうという丸まるいリングから相手あいてを外そとに出だします。
相手あいての体からだを土つちにつけることができたら勝かちです。

剣道けんどうは、剣道具けんどうぐをつけ、竹刀しないでお互たがいが打うったり、突ついたりします。
日本にほんの伝統的でんとうてきな武道ぶどう文化ぶんかの1つです。
剣道けんどうは体からだも心こころも強つよくします。

子こどもたちは、お正月しょうがつに特別とくべつな遊あそびをすることが多おおいです。
伝統でんとうのある遊あそびです。
こまがよく回まわるといろいろなことがうまくいきます。
たこが高たかくあがると元気げんきに育そだちます。
羽根はねつきをすると、病気びょうきや悪わるいことが飛とんでいくと言いわれています。

花はなを見みることを「お花見はなみ」といいます。
春はるは桜さくらが咲さきます。
みんなで桜さくらを見みながらごはんを食たべたり、飲のみ物ものを飲のんだりします。
梅うめや桃ももの花はなを見みるお花見はなみもあります。

新幹線しんかんせんは、とても速はやい電車でんしゃです。
短みじかい時間じかんで日本にほんのいろいろなところに行いくことができます。
安全あんぜんも考かんがえられています。
地震じしんがおきたとき、自動じどうで止とまる技術ぎじゅつが使つかわれています。

家いえの庭にわや建物たてものの前まえの道みちに水みずをまきます。
夏なつの暑あつい日ひに地面じめんがぬれていると、涼すずしく感かんじます。
これを「打うち水みず」といいます。
自然しぜんのクーラーです。

日本にほんでは、女おんなの子こは３歳さいと７歳さい、男おとこの子こは３歳さいと5歳さいの秋あきに神社じんじゃやお寺てらで子こどもが大おおきくなったことを感謝かんしゃし、これからも元気げんきに育そだつことをお祈いのりして、家族かぞくみんなでお祝いわいします。
これが「七五三しちごさん」です。

12月がつになったら家いえの中なかにあるいらないものを捨すてて、一年いちねんのよごれをきれいにします。
12月がつ31日にちの「大おおみそか」までに掃除そうじをして、新あたらしい年としを気持きもちよく始はじめます。

体調たいちょうが悪わるい人ひとに「お大事だいじに」と言いいます。
「よく休やすんで早はやく治なおってください」や「大おおきな病気びょうきにならないといいですね」の気持きもちで言いいます。

緑茶りょくちゃをいれると、茶ちゃわんの中なかでお茶ちゃの茎くきが縦たてにまっすぐになることがあります。
これを「茶柱ちゃばしらが立たつ」といいます。
とてもめずらしいので、見みたらラッキーです。
縁起えんぎがいいです。

長寿ちょうじゅは、長ながく生いきることです。
昔むかしから鶴つると亀かめは長ながく生いきる動物どうぶつだと思おもわれています。
だから鶴つると亀かめは長寿ちょうじゅのしるし、シンボルです。

てぬぐいは、日本にほんで昔むかしから使つかわれているタオルです。
皿さらや手てをふいたり、頭あたまにかぶったり、物ものを包つつんだりすることもできます。
いろいろな使つかい方かたがあります。
ぬれてもすぐに乾かわきます。
とても便利べんりです。

日本語にほんごの字じを書かくとき、線せんをとめること、はねること、はらうことに気きをつけます。
きれいに書かくことができます。 

1月がつ7日なのかに「七草ななくさがゆ」を食たべます。
お米こめに春はるの七草ななくさ（せり、なずな、はこべら、ごぎょう、ほとけのざ、すずな、すずしろ）を入いれてつくります。
七草ななくさの力ちからをもらい、一年いちねん健康けんこうであることを願ねがいます。

地震じしん、津波つなみ、台風たいふうなどで、山やまが崩くずれたり、川かわの水みずがあふれたり、建物たてものが倒たおれたりして災害さいがいは起おきます。
災害さいがいはいつ起おきるかわかりません。
命いのちを守まもるためにいろいろな準備じゅんびが必要ひつようです。
逃にげるための道みちの確認かくにんをすることも大切たいせつです。

米こめの皮かわの粉こな、ぬかに塩しおや水みず、昆布こんぶなどを入いれて発酵はっこうさせます。
ぬかどこというペーストになります。
その中なかに、野菜やさいを入いれてつくるのが日本にほんのピクルス「ぬか漬づけ」です。
家庭かていによって入いれる野菜やさいや材料ざいりょうが違ちがいます。

年賀状ねんがじょうは、お正月しょうがつに受うけ取とるはがきです。
「いつもありがとうございます」や「今年ことしもよろしくお願ねがいします」という気持きもちを伝つたえる特別とくべつなはがきです。

軒下のきしたは、屋根やねの下したです。
秋あきに柿かきをつるして乾かわかすと、甘あまくなります。
この柿かきは、「干ほし柿がき」です。
冬ふゆになっても食たべることができます。

明日あした晴はれてほしいとき、「てるてる坊主ぼうず」という人形にんぎょうをつくってお願ねがいします。
てるは、晴はれるの意味いみです。
よく白しろい布ぬのやティッシュペーパーでつくります。

3月がつ3日みっかは、ひな祭まつりの日ひです。
ひな人形にんぎょうを飾かざって、子こどもが健康けんこうでやさしい人ひとに育そだつように祈いのります。
家族かぞくや友ともだちが集あつまってごちそうを食たべてお祝いわいします。

こたつは、電気でんきのヒータ－がついたテーブルです。
寒さむくなったら使つかいます。
テーブルに布団ふとんをかけ、その上うえに板いたをのせます。
ヒ－タ－がテーブルの裏うらについているので、手てや足あしを入いれるととても暖あたたかいです。

「へ・の・へ・の・も・へ・じ」の7つのひらがなを上手じょうずに並ならべて書かきます。
人ひとの顔かおに見みえます。
昔むかしからある文字もじを使つかった絵えの遊あそびです。

夏なつ、ほおずきや朝顔あさがおが咲さきます。
下町したまちでは、ほおずき市いちや朝顔あさがお市いちの縁日えんにちが開ひらかれます。
縁日えんにちに行いったり、ニュースで見みたりすると、夏なつになったことを感かんじます。

日本にほんの阿寒湖あかんこではたくさんのマリモを見みることができます。
湖みずうみの中なかで回まわって育そだちます。
ちょうどいい波なみと風かぜの力ちからやきれいな水みずが必要ひつようです。
30センチより大おおきいマリモもあります。

秋あき、緑色みどりいろをしていたもみじの葉はっぱの色いろが変かわります。
葉はっぱの色いろが変かわることを「紅葉こうよう」といいます。
黄色きいろやオレンジ、赤色あかいろになります。
紅葉こうようした景色けしきを見みると、秋あきになったことを感かんじます。

日本にほんの夏なつは暑あつくて湿気しっけがあります。
「蒸むし暑あつい」です。
うちわをあおいで風かぜを起おこします。
お祭まつりや花火大会はなびたいかいなどでうちわをもっている人ひとたちも多おおいです。

すいか割わりは、すいかを棒ぼうでたたいて割わるゲームです。
海うみや川かわの近ちかくでします。
目めをかくして、ぐるぐる回まわってから、すいかの近ちかくまで歩あるいて行いきます。
棒ぼうで割わった後あとは、みんなで食たべます。

建物たてものをつくるためにきれいに切きった木きを「木材もくざい」といいます。
日本にほんには木材もくざいを使つかった建物たてものがたくさんあります。
地震じしんで揺ゆれても折おれにくいです。
水みずを吸すったり、吐はいたりします。
雨あめが多おおい日本にほんにぴったりです。

5月がつ5日いつかは、こどもの日ひです。
布ぬのや紙かみに描かいた鯉こいを空そらに泳およがせるのがこいのぼりです。
鯉こいは元気げんきで強つよい魚さかなです。
子こどもが立派りっぱに育そだつようにこいのぼりを飾かざります。

夏なつはたくさんの町まちで花火大会はなびたいかいが行おこなわれます。
夕暮ゆうぐれになると、見みに行いく人ひとが集あつまります。
夜空よぞらにいろいろな色いろや形かたちの花火はなびが上あがります。
700メートルより高たかく打うちあがる大おおきな花火はなびもあります。

運動会うんどうかいは、いろいろなスポーツをするイベントです。
レースのとき、「ようい、どん」と言いってスタートします。
学校がっこうなどで、よくします。

ランドセルは、子こどもが小学校しょうがっこうで使つかうかばんです。
教科書きょうかしょやノートを入いれます。
6年間ねんかん、毎日まいにち、背負せおって学校がっこうに通かよいます。

日本にほんの料理りょうりをつくるときに「さしすせそ」で味あじをつけます。
「さ」はさとう、「し」はしお、「す」はす、「せ」はしょうゆ、「そ」はみそです。
この順番じゅんばんでつくると、料理りょうりがおいしくできます。

家いえにいなかったので、荷物にもつを受うけ取とることができませんでした。
ポストに入はいっている不在票ふざいひょうを見みて「もう一度いちど荷物にもつを持もってきてください」とお願ねがいすると再配達さいはいたつをしてもらえます。

電車でんしゃに乗のるときやお店みせに入はいるとき、レジでお金かねを払はらうとき、前まえにいる人ひとの後うしろに並ならびます。
順番じゅんばんを守まもってマナーよく、列れつをつくります。
礼儀れいぎ正ただしいです。

2012年ねん5月がつ、東京とうきょうに高たかさ634メートルのタワーができました。
「東京スカイツリー®」です。
天気てんきがいいときは、遠とおくの富士山ふじさんも見みることができます。

「和菓子わがし」は、日本にほんのお菓子かしです。
豆まめや米こめ、米こめの粉こな、木きの実みなどを使つかいます。
春はる、夏なつ、秋あき、冬ふゆ、その時ときの季節きせつのイメージを色いろや形かたちで表あらわします。

『にほんカルタ』で遊あそぶと、日本にほんの生活せいかつや文化ぶんかを知しることができます。
楽たのしく日本語にほんごを勉強べんきょうすることもできます。

日本語にほんごには、ひらがな、カタカナ、漢字かんじの3つの種類しゅるいの文字もじがあります。
1つの文ぶんの中なかにたくさんの種類しゅるいの文字もじを使つかうことがあります。
見みたときにおもしろいです。